2019.04.26-05.03 四国逆回り7

遅めの昼食を摂りたいが、三豊総合病院の周辺には何もなさそうだ。少し歩いたところにスーパー「マルナカ」が見えたのでそちらへ向かう。岡山県内を移動していたころからマルナカの看板は良く見かけていたが*1、四国へ入ってから見かける頻度はより多くなってきた気がする*2

マルナカ豊浜店に入り、お総菜コーナーで割引シールの貼ってあるものを適当に見繕って購入、イートインコーナー*3で喫食する。レジでもらった割り箸の袋に「計画的に育成された『植林材』を使用しております。」なんて書かれていて、面倒くさい時代になったなあなんて思う。さらに10月からは、こんな食事の仕方だと消費税が10%になったりするのか、なんてことも考えたりしてげんなりする。

店内を観察すると宮脇書店も併設されていて*4、(もうすぐ香川県から出るのに)香川県に来た感が強くなる。店内に流れる「マルナカマルナカ~ナカマカナ~」の歌*5が脳内再生できるようになってきたので、バス停へと逃げる。バス停1つ分ほど歩いているので、次のバスはマルナカ最寄りの五軒屋から乗車する。

2019.04.27[Sat]
観音寺市役所(発)~五軒屋(マルナカ)14:48→箕浦15:31
観音寺市のりあいバス 箕浦観音寺線、¥100、16.0km

五軒屋にて
観音寺市のりあいバス 箕浦

乗車時に運転士から「どこ行くんや」と質問される。どうやら放送設備がないバスのようで、あらかじめ運転士が降車する場所を把握しておく必要があるみたいだ*6。ちょっときつい口調のような印象を受けてしまったせいで、こちらも「終点まで」なんてぶっきらぼうに答えてしまう。車内にタクシーの運転手が使うようなはねぼうきがぶら下げてあったので、タクシー会社のOBが運転士だったりするのかもしれない*7。利用者は乗車時に行先を伝えて当然、といった運用になっているコミュニティバスは、運転士がタクシー出身者で構成されているんじゃないかと勝手に思っている。

次の三豊総合病院で1人乗車し、車内は6人となる。先ほど乗った三豊市のバスと同様、そこそこ利用されているように思う。ただ、地図を見ても分かるように経由地が非常に多く、三豊総合病院を皮切りに豊浜駅すぽっシュ豊浜と行ったり来たりのルートが続く。運転士が交代した豊浜支所以降も、上田井下集会所大坪野々池と経由して道溝へと至る。道溝以降は乗客が自分1人になって、箕浦へ。関谷公民館の前後の道幅が狭く、路駐もあって運転士は難儀していたが、それ以外の箇所はすいすいと進んだ。

観音寺市のりあいバス 箕浦バス停
箕浦バス停

箕浦のバス停は箕浦駅近くではなく、その先の集落内にあった。T字路で向きを変えてからドア解放となったので降車。ここから先、香川と愛媛の県境についてはバスがないので、歩いて進むことになる。


*1:以前の「南から北へ」でも触れており、「南から北へ66」では倉敷マスカットスタジアム近くの「マスカット店」について、また「南から北へ68」および「南から北へ69」では「マルナカ」バス停で乗降したことについて触れている。

*2:なお、四国と岡山地区のマルナカは別会社らしく、四国が「マルナカ」、岡山が「山陽マルナカ」となっている。

*3:以前は軽食などを出していたようだが、厨房部分は閉鎖されていた。

*4:宮脇書店の店舗は全国に点在しているが、本社所在地が高松市ということもあり、香川県内の店舗数が非常に多い。店舗一覧を見ても、分類に「四国(香川県以外)」とか「高松市内」「高松市外」とか用意されているくらいだ。

*5:当初は「なかなかだ~」と空耳していた。なお、山陽マルナカのサイトでこの曲「ナカマカナ」を聞くことができる。

*6:降車ボタンはついていたが、誰も押さなかったと記憶している。

*7:当該バスの時刻表[pdf]を見ると、運行業務受託事業者には観音寺市シルバー人材センターと書かれている。