2018.10.19[Fri]
掛西口(発)~菅野中村06:52(おもや前)→神末敷津07:17
御杖村ふれあいバス、¥0、11.5km
御杖村ふれあいバス
標高があるせいか朝はけっこう冷え込んだが、まだ寒いというほどではなく清々しいといった感じ。宿の方の厚意で朝食をいただけることになり、土鍋で炊いた栗ご飯を頂戴した。栗ご飯ももちろん美味しかったが、味噌汁が好みの味で非常に美味しかった。何から何までお世話になりっぱなしだ。
宿の前でバスを停めていただき、そこから乗り込んで移動する。車体は昨日乗った最終便と同じだが、運転士は別の方だ。話好きの方なのか、乗客が自分だけということもあって、終点の神末敷津までずいぶんと話し込んだ。昔は道が悪かったので榛原までバスで2時間かかったとか、以前はトラックを運転していて、全国津々浦々行ったとか。話好きなのでてっきり以前はタクシーの運転手でもやっていたのかと思ったが、そうではなかったのはちょっと意外だった。
掛西口から乗った昨日のバスとは異なり、このバスはデマンド運行ではないので、基本的に定められたルートを走る。既定のルートだと村内を貫く国道369号はほとんど走行せず、集落を繋ぐ道を縫うように走る。もちろん、神末上村のように集落の奥まで行って折り返す、というコミュニティバスにありがちなルートもあるので、目的地までの時間はかかる傾向になるが、時間はたっぷりあるので気にならない。
敷津では名張行のバスに接続する*1にもかかわらず、自分以外の乗客はないまま終点の神末敷津へ。「待ち時間があるなら、道の駅*2まで乗っけていくよ」とは言われたが丁重に辞退して、神末敷津で降ろしてもらう。バス停の写真を撮ったり、昔の三重交通の車庫と思われる施設や名張へ向かうバスを眺めたが、さすかにまだまだ時間があるので、結局道の駅にも立ち寄る。まだ朝も早いので、トイレくらいしか稼働していなかったが、近くにコンビニがないせいか自販機でコーヒーを買うために立ち寄る人は多い。先ほど乗ったバスもここで時間調整しているようだ。
道の駅 伊勢本街道 御杖
しばらく道の駅でくつろいでいたが、次のバスの時間になったので、バス停へと戻る。半日程度しか滞在しなかったが、民宿のもてなしや安らげる温泉施設などのおかげで、御杖村の印象は非常に良い。またいつか機会を作って訪れたいところだ。