2018.04.29-05.03 南から北へ69

2018.05.03[Thu]
青石(発)~マルナカ10:12→閑谷学校10:34吉永駅(行)
備前市 南北・閑谷学校のぞみ線、¥200、9.4km

マルナカにて
備前市 吉永駅

次に乗る備前市のバスはワンボックス車。備前市塗装でなければジャンボタクシーに見えるような車でやってきた。マルナカからの乗客は買い物帰りのおばさんと自分で2人、9人乗りだからまだ余裕がある。アナウンスなしは把握済なので、乗車する際タクシーに乗るかのように「閑谷学校まで」と伝えておく。運転士も所属はタクシー会社のようなので*1、あらかじめ降りるところが分かっていた方が精神衛生上良いだろう、なんて上から目線の配慮もある。

バスは来た道を若干戻った後、北方向へと進む。おばさんはこのバスをよく利用するようで、運転士との会話が弾んでる。なんでも伊里駅でカラオケスナック兼食堂を営んでいるらしく、今日はその買い出しでマルナカへ来たようだ。食堂は大皿に乗ったおかずから好きなものを選ぶタイプらしく、話を聞いているうちに途中下車して寄りたい気分になるが、さすがに買い出し直後では大皿に乗るものはないと思うのでやめておく。ちなみに運転士の情報によると、カラオケは音が良いらしく、値段も手ごろで地元では人気のようだ。

伊里駅でおばさんが下車すると、運転士の会話の矛先は自然とこちらに向かってくる。乗客は自分1人なので、まるでタクシーに乗っているかのような気分だ。話はさきほどのカラオケスナックの情報から始まって、この橋は事故が多いとか、閑谷学校は最近来訪者が増えているだとか、書き残してはいけなそうなバス運転時の体験談などいろいろ教えてもらった。乗り継ぎの時間つぶし目的で閑谷学校に寄るつもりだったので、いろいろな豆知識*2を先に仕入れることができたので感謝している。

さて、話し込んでいるうちに閑谷学校に到着し、さっそく観光気分で閑谷学校へ。江戸期に作られた藩校らしく、手入れの行き届いた芝の緑と赤い瓦、白い壁の色合いが目に気持ちいい場所だった。また、敷地を囲う石塀も上部が丸みを帯びていて素敵な感じだ。講堂では中学生*3が講話を聴いていたようだが、祝日に岡山まで来て、制服を着て新品の靴下をはいて*4、そしてありがたい話を聞く、今どきの中学生は大変そうだ。

赤瓦で寺の本堂のような建物
閑谷学校 講堂

幅1.8m、高さ2mのかまぼこ型
閑谷学校 石塀


*1:備前市の時刻表[pdf]をみると、吉永タクシーと書かれている。

*2:新品の靴下をはかないと講堂内に入れないらしい、とか。

*3:バス停付近に停まっていた観光バスから、神戸市から来ていたものと思われる。

*4:中学生が講堂を去ったあと、一般客が講堂に入ろうとしていたのを係員が静止していたので、「新品の靴下説」は本当っぽい。