2018.04.29-05.03 南から北へ62

2018.05.02[Wed]
乗時…寄島総合支所/徒歩、3.4km

買ったばかりの傘を差し、寄島を目指す。乗時から寄島へは峠越えとなるが、乗時までに幾分か高度を稼いでいることもあって、それほど急な坂ではない。雨もバスを降りた当初は強めに降っていたが、歩いていくうちにだんだんと小降りになってくる。

もう少しで浅口市との境、つまりは笠岡市側の最後の集落に「二階」というさびたバス停が残っていた。

錆びついたバス停
二階バス停

笠岡と寄島を結んでいた、井笠鉄道時代のバス停のようだ。今は笠岡市の「大島地区デマンド型乗合タクシー」のバス停として利用されているようで、その時刻表が掲示されている*1。また、運行されていた当時の時刻表、おそらく最末期のものと思われる時刻も残されていた。

井笠鉄道時代の二階バス停の時刻表
二階停留所通過予定時刻表

雨に濡れたせいか、重ねて貼られた時刻表が透けて少々見にくいが、最終的には1日2往復、休日は運休というタイムテーブルだったようだ*2。設定された時刻から、笠岡方面への通学を想定したダイヤだと考えられる。もしかしたらこの後もバス停が残っていそうな気がする。当初、なるべく近道をして寄島へ向かおうと考えていたが、時間に余裕もあるので、遠回りだがバスが走っていたと思われる道沿いを歩いていくことにした。

二階の旧バス停を過ぎてカーブを曲がると峠、浅口市へと入る。予想通り、鏡のバス停*3、片本、大浦口と残されているのが確認できた。廃止バス停という目標があったことで、雨の中ではあったものの割と楽しく歩くことができ、1時間ほどで寄島総合支所へ到着。しばらく庁舎内にある図書館で休ませてもらったが、何気なく手にした寄島町史に「昭和40年代に乗時経由の笠岡行は14往復」*4なんて書かれていて、往時の状況を想像してしみじみとした気分になった。

墓地横にあるバス停title=大浦口バス停
大浦口バス停


他の方の記録(2012.10.26)。天気が良いとこんな感じらしい。

笠岡市大島中 乗時〜二階〜寄島町鏡〜片本 笠岡市


*1:ただ、予約制なので、ここで時間を確認して乗る、なんてことはできないので注意。

*2:土曜・日祝日ダイヤの「□」は、おそらくそういう意味だろう。

*3:バス停は倒れていて、バス停名が確認できなかったので、名称は想像。

*4:メモを残していなかったので、時期や本数は正確ではないかも。