南から北へ37 下関以降のルートについて

5月の休み、いわゆる黄金週間に続きをやろうと思う。

多くの人が休みのときなので、道が混んでバスが遅れたり、泊まる場所がなくて困ったりと、そんな可能性も考えられる。いっぽう、連休中に平日扱いされる日が含まれる貴重な休みでもある*1。そんな平日をうまく活用して進めていきたい。

次は下関がスタートとなる。どちらへ進むかのんびりと考えている最中だが、大まかな方向としては3パターンあると考えている。

  1. 山陰を進む
  2. 瀬戸内を進む
  3. 瀬戸内から四国へ

山陰方面を「バスルート」で眺めると、海岸沿いでは山口県から島根県へ抜ける方法がなさそうだが、津和野を経由すれば何とかなりそうだ。以降はわりといい感じでつながっているように見えるが、出雲市付近や大山の北側などコミュニティバスを使わないと進めないところがある。コミュニティバスは曜日限定で運行されていることが多く、あまりあてにはならない。極端な話、コミュニティバスではつながっているように見えても、先に乗るバスが月・木運行、次に乗るバスが水曜日のみとかだったら目も当てらない。

続いて、山陽を進む瀬戸内ルート。こちらは民間バス会社が多く残っているようで、怪しそうな区間は見当たらない。「バスルート」で見ると岡山・兵庫県境がつながってないものの、「東備西播定住自立圏形成推進協議会」とかいう堅苦しい名前の団体が県境を越えるバスを運行しているようなので、日曜日以外ならかろうじてつながっているようだ。気になるのは大竹市から広島市西部にかけてのコミュニティバス区間。軽く見た感じではそこそこの本数が走っているようだが、阿品から五日市にかけての移動が休日だと厳しいようだ。

四国を経由する構想もある。九州では佐賀・長崎以外の県を経由してきたので、せっかくなら四国四県も無視せずに経由したいという気持ちが発端だ。また、本土縦断 路線バスの旅でも四国を巡っているので、それに追随したいという気持ちもある。この場合、しまなみ海道で入って瀬戸大橋で戻るルートを想定しているが、その経路で四県を巡るとなると牟岐~日和佐間の約20kmの歩きが確実に発生する。また、四国ルートの途中で旅を中断した場合、富山への往復が割と大変になる点も気にかかる。

どのルートを選ぶかはまだ思案中だ。ただ、早く決めないと本当に宿が取れなくなるかもしれない*2。年度の切り替わりの季節、いろいろと忙しいが、さっさとどうするか決めなければ。

なお、細かなルート選定については、これまで通り「バスルート」で当たりをつけ、運行しているバス会社や自治体のサイトで時間を調べているが、「NAVITIMEバス乗換案内」が思ったより使えるのでこちらも併用している。九州のときの「九州のバス時刻表」の代わりにはなりそうだ。ただ、「SUNQパス」の代わりはないので、ルート確定後にどんな方法で運賃を支払うのがベストなのかよく考える必要がありそうだ。


*1:「連休の前後に」ではなく「連休に挟まれて」という点が重要だ。この点お盆や年末年始よりメリットがある。

*2:というか、この時点でもう厳しいのかも。そんな事実を知るのが怖いので、まだ確認していないけど。