2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ17

相当暗くなってきたが、あと1本だけ乗っておく。

2018.01.03[Wed]
富山駅前⑥16:35→井田17:03~八尾鏡町(行)
富山地方鉄道 [24]堤防経由八尾線、¥740(670)、14.7km

富山駅前6番のりばにて
24系統 八尾鏡町行

富山駅から八尾鏡町へ行くバスは速星~萩の島経由の23系統、堤防経由の24系統、成子経由の36系統の3種類がある*1。今回乗るのは真ん中の堤防経由、遅い時間でも乗る理由は、この時期下りで一番早い時間帯に走るのは休日運行のこれだけだからだ*2

経由地で挙げられている「堤防」というのも興味深い。堤防はバス停ではなく、神通川左岸の堤防を走行するのでそう書かれているようだ*3。堤防経由は朝は富山方向、夕方以降は八尾方向と典型的な通勤・通学路線となっているため、夜の早いこの季節に乗れるバスは限られてくる。帰りは真っ暗になるのは承知で乗っておくことにする。

さすがに正月だから空いているだろう、なんてのは甘い考えで、バス到着と同時に8人が乗り込んだ。富山駅を発車後も乗客は増え、総曲輪までで自分を含めて14人が乗車した。立っている人はいないものの、そこそこ混んでいるような状況だ。

有沢から先は堤防上を進む。堤防には路側帯がないため、川側の車線を走る下りにはバス停がないところが多い。さすがに乗る人はほとんどいないだろうが、降車した際は道路を横断する必要があり、見通しが良いとはいえ薄暮の時間帯に流れの良い道を越えるのは危険だ。その辺は運転士も心得たもので、降りた客に「渡るまで待ってます」と声をかけていた。良い声掛けだと思う。


鵜坂バス停付近

土渕の手前で堤防道路を降り、住宅団地の中を抜けて、萩の島から先は23系統と合流する。暗くなってきてほぼ外の景色は見えなくなっていたが、この時点でもまだ10人が乗車している。思ったより長距離乗車の客が多いみたいだ。その後もぽつぽつと降りていくが、逆に乗ってくる人もあったりしてあまり乗客は減らない。

当初はこのバスも終点まで乗って、30分後に八尾鏡町を出るバスで戻ろうかと考えていたが、30分暗闇の中で待っているのは辛そうだし、不審者にも見間違えられかねない。別の日に23系統は乗る予定があるので、店が付近にありそうなバス停で下車して、そこで暖を取りつつ戻るバスを待つことにする。スーパーが近くにある井田というバス停で降りたが、まだこの時点で6人が乗車していた。どこまで行くのか気になるところではある。

下車後はスーパーで暇をつぶすつもりだったが、同じ敷地内にあった8番らーめんが営業中だったので、そこで夕食を済ませることにした。


*1:昔は長沢経由なんてのもあった。

*2:なお、休日ダイヤではこれ1本のみが運行される。

*3:経由する道路を挙げている路線は他にもあり、系統番号30番台の「41号線」というのがある。