2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ15

2018.01.03[Wed]
富山駅前⑧13:55→五百石駅前14:25
富山地方鉄道 [60]石金経由五百石線、¥620(560)、11.3km

富山駅前8番のりばにてにて
60系統 五百石駅前行

富山駅に降り立ったのは、バスで経由したのを除けば滑川駅前行に乗った8時30分以来、ずいぶんと久しぶりな印象だ。空は滑川駅前以来の青空となり、寒さはあるが気持ちが良い天気だ。

富山駅では30分ほどの待ち合わせで次のバスへ。次のバスは、これも滑川駅前行乗車以来となる全区間乗り通しだ。8番のりばでいくつかの中央病院行をスルーしながら待っていると、行き先表示がフルカラーLEDと思われるバスがやってきた。ただし、系統番号が60番台なので黒地に白文字、ありきたりの表示になっているのが少々残念ではある。バスの車体も新しいのか、オートマ車だった。今回初めてかもしれない*1地鉄バスでのオートマ車はそれくらい珍しい気がする。

五百石駅行のバスは今回乗った60系統の他に、大泉を経由する50系統がある。大泉経由の50系統は平日下り13本とほぼ1時間ヘッドで運行されているのに対し、石金経由の60系統は平日下り6本と寂しいが、これが休日ダイヤになると50系統が下り8本と減るのに対し、60系統は下り7本と逆に増加している。この辺のからくりはよく分からない、どんな理由でこうなっているのだろう?

中途半端な時間帯にもかかわらず、清水町までで12人の乗客を乗せて五百石を目指す。石金以降は降車する客ばかりとなってきたが、それでも常願寺川にかかる大日橋を5人の乗客が越えた。鉄道もあることだし、さすがに立山町まで乗り通す人はいないだろうと思っていたが*2、そうでもないようだ。結局、五百石駅まで乗ったのは自分を入れて4人だった。

このバスだと、富山駅から五百石駅で所要時間は30分、運賃は620円。同じ地鉄の電車だと立山線で20~30分、運賃は600円。時間や費用で比較してもあまり変わらないのが面白い。バス利用のメリットとして、総曲輪から1本で帰れるというのは大きなメリットかもしれない。また、冬季の立山線は通常より幾分かダイヤが間引きされているので、電車の運行がなければバスを利用する、なんて選択をした人もいるかもしれない*3。なお、後で立山線の時刻表を確認したところ、このバスと同じ時間帯に運行される電車が見事に間引かれていたため*4、乗り通した人もいそうな感じだ。

2018.01.03[Wed]
五百石14:46→電鉄富山15:14 立山
富山地方鉄道、¥600(540)

20分ほど待って、電車でとんぼ返りする。五百石駅立山町の行政の施設が同居しているが*5、三が日ということもあって、駅以外はやってない。さっさと電車で帰るだけだ。

五百石を出た当初は晴れていたものの、寺田に着くころには黒い雲に覆われて小雨模様になってくる。寺田ではごっついカメラを持った人が数名、電車の前や後ろを行き来して写真を撮っていた。手に年末年始ふり~きっぷを持っていたのが見えたが、鉄道利用でこのきっぷを使う人は多そうだ。個人的には初めて自分以外の利用者を見かけたことになる。

電車は行き違いをしつつのんびりと進み、バスのときとほぼ同じ時間をかけて富山へと戻る。電鉄富山駅で降りる際、駅員に「(切符のスクラッチの部分を)7日間分削っておいて」と言われる。これまでは毎朝その日の分を削っていたが、「連続した7日間有効」なのでその指摘はごもっともだ。一気に、それでも余計なとこまでは削らないよう注意して残りの日付を削っておいた。


*1:もしかしたら初日に乗った萩の島循環もオートマだったかも……。

*2:富山市外となるので、例のおでかけ定期券も使えないわけだし。

*3:富山駅から乗り通した人が自分以外にいたかは確認しなかったが。

*4:電鉄富山13:51→五百石14:19の電車。

*5:というか、行政の施設に駅が間借りしている、と言った方が適切かも。