2017.10.26-29 departure

帰宅だ。下関にも新下関駅なる新幹線の駅はあるが、「こだま」しか停まらないさびしい駅のようなので、一度小倉へ戻ってから大阪方面へ向かう。

2017.10.29[Sun]
下関10:48→小倉11:02 普通
小倉11:32→新大阪13:48 さくら548号
新大阪14:46→金沢17:26 サンダーバード27号
JR、¥17,410

そこそこ座席が空いている4両編成の電車に乗り込んで発車を待つと、新山口方面からやってきた電車が到着し、車内は混み合ってくる。下関~門司は時間3~4本とそこそこあるが、それでも混むということは、海や県境といった「壁」を越える都市間の流動がけっこうあるということだ。富山に住んでいる身からすると、あまりピンとこない状況だが。

小倉に着いたら、そのまま新幹線改札へ。昼過ぎに帰る時間しか確認していなかったので不安だったが、こちらも1時間あたり5本の新大阪行きがある*1ので、それほど心配する必要もなさそうだ。売店でかしわめしを購入後、新幹線ホームへと上がる。先に東京行の「のぞみ」がやってくるようだが、自由席がホームの端*2で遠いため、直後に来る「さくら」で新大阪へ向かうことにした*3

「さくら」の自由席も博多寄り1~3号車だが、8両編成で運行されるため、ホームの中央付近に止まってくれる。席もそこそこ空いており、外を眺めながら周りに遠慮せずにかしわめしを頬張る至福の時間が訪れる。ただ、新幹線は速い。九州では台風一過であったが、本州に入った途端にさっそく雨雲に追いついてしまい、新山口では雨が降り始めてしまう。それに追い打ちをかけるように、車内の電光掲示板には「サンダーバード 迂回運転のお知らせ」だの「サンダーバード 運休のお知らせ」だのが流れ始めてくる。他の特急、特に紀伊半島方面の列車では運休が多く発生しているようなので、新大阪に着いてから恐る恐る駅員に聞いてみると、サンダーバードは動いているとのこと。ただ、乗ってきた「さくら」に接続するサンダーバードはないらしく、新大阪で1時間の足止めとなる*4

時折強く降る雨を眺めつつ、そんな中ホームを走り回って電車の撮影をする小学校低学年くらいの子供とその母親*5を微笑ましく眺めていると、サンダーバードがやってくる。既報の通り、恒例の湖西線強風による米原回りのサンダーバードだ。列車は新大阪で立ち客がでるほどの混みよう*6で、京都でもさらに乗客が増え、立ち客も多くなりトイレに行くのもままならなくなってきた。この混み方で立ったまま、時間のかかる米原回りというのは辛いだろう*7。福井でようやく立ち客がいなくなり、それでも半分以上の座席が埋まった状態で金沢へ到着。18時くらいに着いたので、30分ほど遅れたようだ。

2017.10.29[Sun]
金沢18:01→高岡18:38 普通
IRいしかわ鉄道~あいの風とやま鉄道、¥820

都合良く泊行があったおかげで、それほど遅くならずに済みそうだ。電車自体もそれほど混んでおらず*8、難なく座席に腰かけて高岡へと向かう。倶利伽羅を過ぎると検札がやってくる。以前乗ったときも同じタイミングで検札があったので、いつもやっているのかもしれない*9。もっとも、こちらは金沢発車直後に購入していたのでスルーされたが。

高岡到着後は自分の車で家路に着く。まだ雨は止まないが、明日は富山でも台風一過の良い天気になりそうだ。


*1:うち1本は「こだま」さんなので、それは数に含めるべきではないかもしれないが。

*2:「のぞみ」は16両編成で、自由席は博多寄りの1~3号車。山陽新幹線は最大16両なので、必然的に自由席はホームの隅となる。

*3:後述するが、この判断は良くなかった。

*4:小倉で「のぞみ」に乗っていれば、丁度良いサンダーバードがあったらしい。ここにきてホームの端まで歩くのをさぼったツケが出てしまう。

*5:母親が子供の鉄道趣味に付き合っているのは初めて見た。普通は父親が子供を付き合わせていることが多いのに。

*6:その点、1時間もホームで待っていたので、こちらは何とか座席にありつけた。

*7:この点においては、ホームの端まで歩かなかったことが幸いしたのかもしれない。

*8:日曜の暗くなってからの時間帯、その上終日悪天候だったから、という理由だろう。

*9:以前乗ったときは夏だったため、青春18きっぷユーザが多く、検札時に清算している人を多く見かけた。