2017.10.26-29 南から北へ31

次に乗るのは「特快」だ。急行の次は特快、首都圏の電車を乗り継いでいるような気分になるが、乗り継ぐのは九州のバス、西鉄バスだ。バス停にはすべてに停まるバスが出発を待っていたが、特快に乗る予定の我々は見向きもしない。のんびりしたバスが出ていくと、すぐに特快がやってきた。

2017-10-29[Sun]
折尾駅(発)~西鉄黒崎バスセンター08:00→砂津08:41
西鉄バス[特快]、¥380、12.8km

黒崎バスセンターに到着する砂津行特快
ピンボケすぎて何だか分からない砂津行特快

あまりにも自分の中で「特快」という言葉で盛り上がりすぎていたせいか、写真がボケボケだ。黒崎からの乗車で乗客が12人ほどになったバスは、足元の悪い状況の中、それでも特快で進む。確かにいくつかのバス停は通過しているようだが、窓ガラスが曇っていてどこを走っているかすら分からない。いくつか丘を越え、変化のない景色の中を進むとふいに小倉駅のアナウンスが流れる。さすがは特快、早い早い。小倉駅を過ぎたら砂津はもうすぐだ。

途中での乗降もあって、最終的に乗客6人になったバスは、終点砂津へと到着する。砂津行が多いのでバスの営業所でもあるのかなと想像していたが、案の定バス停の南側に広大な車庫が広がっていた。雨は小降りになってきたものの、あいにくバス車両にはあまり興味がないので、車庫には向かわずにこのままバス停で次のバスを待つことにする。ここも上屋があって傘を出さなくても良いのは助かる。