2021.05.05-07 金沢→長岡21

ここから先は一般道を走る路線バスでは繋がらないので、高速バスを利用する。柿崎交番前から高速バスの柿崎バス停まではすぐだ。

2021.05.07[Fri]
柿崎交番前…柿崎/徒歩、0.2km

柿崎交番前にて
柿崎交番前バス停(下り)と柿崎バス停

柿崎バスターミナル発のバスならほぼ目の前という位置(上記写真参照)だが、逆方向のバスだったのでちょっとだけ歩くことになる。Google マイマップでは表現できていないが、実際は柿崎幹部交番前交差点の地下道を経由して反対側に渡っている。

柿崎バス停
柿崎バス停

交通量の多いバイパスのそばなので、思いのほか騒々しい。次のバスは数分の遅れでやってきた。

2021.05.07[Fri]
直江津ショッピングセンター前(発)~柿崎17:25→柏崎17:44新潟駅前(行)
頸城自動車 糸魚川上越~新潟線、¥570、23.9km

柿崎にて
頸城自動車 新潟駅前行

降りた人はなく、乗ったのは自分だけ、乗車していたのは10人くらいだろうか。ICカード利用で運賃が15%オフになるとのことなので、PASMOを利用する。すぐに降りる予定なので、前の方の空いていた席に腰掛ける。下道を走るバスに比べて走行音も静かで快適で速い高速バスでの移動、久しく忘れていた感覚だ。

基本的には高速バスでの移動は避けたいところなので、利用区間も極力短くしたかったが、次の上方だとその先の乗り継ぎがうまくいかず、結果長岡駅での乗り継ぎがシビアになる*1柏崎なら乗り継ぎがうまくいけば1時間早いバスに乗れそうなので、柏崎まで快適なバスで進むことにした。なお、柏崎から先は越後交通の営業エリアとなるが、越後交通のサイトには路線図がないため、柏崎付近のルート選定には非常に苦労した。路線図は各社で用意していただけると非常に助かるのだけど、現実はなかなかそうもいかないようだ。

上方では2人乗車してくる。上方柏崎は近いので*2、すぐに降車準備をする。新潟行のバスなのに短距離利用で申し訳ないなと思いつつ降車ボタンを押すが、柏崎では他に2人が降車した。上越~柏崎といった高速バスの区間利用も一般的になっていることにちょっと驚いた。

柏崎にて
柏崎バス停を出発する高速バス


*1:バス→鉄道の乗り継ぎで14分。おそらく間に合うとは思うが、ともに最終便なので万が一乗り継げなかったら面倒なことになる。

*2:区間運賃もわずか150円だ。

2021.05.05-07 金沢→長岡20

雲は厚いが、西の方は空が見える箇所もあり、たまに西日が差してくる。荒天にはならずになんとか持ち堪えそうだ。次のバスはすでに駐車場に待機していて、時間直前にバス停にやってきた。

2021.05.07[Fri]
鵜の浜16:17→柿崎交番前16:31~柿崎バスターミナル(行)
頸城自動車 [3]浜線、¥390、7.2km

鵜の浜にて
頸城自動車 柿崎バスターミナル行

乗客は自分だけでバスは鵜の浜を発車する。系統分断が事実なら、それも分かるような利用状況だ。しばらくは先ほどのバスのルートの続きのような、砂丘付近の道を進む。道幅の狭さは変わりないが、何か所かで海が見えるので、眺めはこちらの方が良い。

乗客は途中、三ツ屋坂上の1人のみだった。臨海住宅前付近で海沿いの道からは離れ陸側へと進み、出羽町民会館前で寄り道、その後は国道8号に入る。懸案であった頸城自動車の「~停留所」アナウンスについては新たな発見があり、「上下」(三ツ屋坂上三ツ屋坂下)では「~停留所」にならないことが分かった*1。結局、東西南北と中のみを特別扱いする理由は分からないまま、柿崎交番前で頸城自動車のバスを後にした。

次のバスまで時間があるので、ナルスまで歩いて飲み物などを購入する。お腹もすいてきたが、長岡駅で時間がありそうなので、夕食はそこでゆっくり済ませたい、ということでもうちょっと我慢する。


*1:なお、三ツ屋東ではちゃんと「~停留所」案内になっていた。

2021.05.05-07 金沢→長岡19

直江津ショッピングセンターとバス停
直江津ショッピングセンターとバス停

元々の計画では、先ほどのバス直江津駅まで行ってそこで終了、後は富山まで帰る行程だった。さらに書くと、当初は越後湯沢までバスを乗り継げないかと考えていたのだが、大島と松代の間がどうしても繋がらず*1、諦めた経緯もある。その後、長岡までなら行けそうなことが分かったので、最終的には長岡を目指すことになった。特急でいうなら、「はくたか」ルートの予定が「かがやき」ルートになった感じだ。自分で書いておきながら、よく分からない例えだけど。

2021.05.07[Fri]
上越妙高駅前(発)~直江津ショッピングセンター前15:28→鵜の浜16:03~雁子浜東(行)
頸城自動車 [1]上越大通り線、¥610、13.5km

直江津ショッピングセンター前にて
頸城自動車 雁子浜東行

到着したバスには6人の先客がいたが、それを上回る7人がここで乗車する。利用者は多いが、後は減る一方なんだろうなあ、なんて想像しながらバスに乗り込む。直江津駅直江津の街中を抜けた後、直江津港*2へ。港を見ると、カーフェリー「あかね」が停泊していた。運航は終了したとのことで*3、一度利用したことのある自分には、係留されたままの姿が切なく映った。


Google ストリートビュー上の「あかね」(2019年6月)

直江津港から先は海沿いの道を走る。海沿いといっても、海側は1段高くなっていたり防砂林があったりで、海を望むことはできない。幅1.5車線程度のセンターラインのない道だが、運転士には慣れた道ということなのか快調に進む。景色はあまり変化しないため、どれだけ進んだのか分かりにくいが、たまに入る「~駅入口」のバス停でおぼろげながら進み具合を把握する。

バス停名の末尾に東西南北や中がつくと「~停留所」という案内になる点は1つ前に乗ったバスと同様で、途中5回連続で「~停留所」という案内が続いたときは*4、その直後にあった「停留所」がつかないバス停のアナウンス「次は犀潟駅入口です」の方に違和感を覚えたくらい。気づいてしまったからには気になって仕方がないのだが、どういう理由でそうしているのかなんて、やっぱり皆目見当もつかない。

土底からは小学生が乗車してくる。朝は直江津方面の1便、昼以降は鵜の浜方向の5便が、鵜の浜より先の雁子浜東まで足を延ばしており、おそらく小学生の通学利用のためなんだろうと思われる。実際に彼らは鵜の浜では降車せず、そのまま乗り続けていった。小学生で路線バス通学、ちょっと羨ましい。

鵜の浜が近づくと、車内放送で「乗り継ぐ人は整理券をそのままお持ちください」というアナウンスが流れる。この路線は柿崎まで直通していたものを鵜の浜で系統分断したらしく、乗り継ぐ際に初乗り運賃が再加算されないよう運賃が通算される運用になっている*5。今回は1日フリー乗車券を利用しているので、そんなことは気にせずに整理券のみを運賃箱に入れて降りたが、そうでないときは乗り継ぎ時に注意しておきたい内容だ。

鵜の浜では2人が降車、下校中の小学生を含めた7人は、前述のとおり雁子浜まで乗り続けていった。鵜の浜は温泉が湧くようで、バス停付近にも温泉旅館が立ち並んでいるが、コロナ禍のせいかあまり賑わっているようには見えなかった。

鵜の浜にて
鵜の浜バス停と待合所


*1:近辺で1泊した場合、翌日が平日なら繋がるんだけど、どうしても今日は金曜日じゃないとダメなので無理という結論に。

*2:「なおえつこう」だと思っていたが、アナウンスは「なおえつみなと」だった。

*3:詳細は「佐渡汽船 異形の高速カーフェリー「あかね」運航終了 売却先は未定 | 乗りものニュース」およびwikipedia:あかね_(高速フェリー) を参照のこと。

*4:夷浜西夷浜中夷浜東西ヶ窪西西ヶ窪東の5停留所。

*5:上越市上越市内公共交通総合時刻表にある路線図「八千浦区、柿崎区、大潟区、頸城区、吉川区[pdf]」に、乗り換える時に「鵜の浜」停留所で運賃をお支払いただきますが、「■3 浜線」の整理券をお持ちになると、「■1 上越大通り線」の初乗り運賃が不要になり、従来の運賃で移動できます。「■3 浜線」の整理券に記載の番号で、運賃表示を確認し、運賃をお支払ください。「■1 上越大通り線」から「■3 浜線」に乗り換える時も同様です。とある。