2019.09.25-28 南から北へ160

次に乗るバス停周辺にはオシロイバナが咲いていた。花壇へ植える用に、正露丸みたいな種を1つ拝借する。

かすみ野にて
かすみ野ロータリー

そのうち笠幡駅方面からバスがやってきた。乗客を降ろしたバスは、新狭山駅行バス停の向かいに停車し、出発時間が来るのを待っている。そろそろ暗くなりつつある。これが本日最後のバスになりそうだ。

2019.09.28[Sat]
かすみ野15:47→川越駅西口16:19本川越駅(行)
西武バス [川越35]、¥320、9.5km

かすみ野にて
西武バス 本川越駅

かすみ野を乗客2人で出発する。西武バスはこれで5本目だが、このバスのみ運賃区界の放送があった。車内放送のパターンが営業所によって違うというのが面白い*1東武バスなど競合する他社路線に表現を合わせているのだろうか、理由はよく分からない。

しばらくはニュータウンの中を進むが、すぐにロードサイドショップが立ち並ぶ県道を東へ進むようになる。途中、的場一丁目では高速バス乗り換えの案内があった*2。的場といえば富山から東京へ向かうバスの停留所があったような。川越方面に用があるときはここで降りればよい、といった知見を得る。また、次回使えたらいいな、なんてちょっと思う。

川越へ向かう県道の進みは遅い。特に初雁橋の前後で流れが悪くなるが、橋を渡った先の信号を右折すると回り道ということもあってスムーズに進むようになる。利用者も増え、ここまでの乗客が7人だったのに水上公園入口の6人を筆頭に、野田町を過ぎるころには20人となり、立ち客も出てくる。後ろの席に座った大学生のカップルがハズキルーペのCMの話をしていて、「石原軍団のあの人、渡哲也」とか「そうそう、たけいさき」とかあいまいな記憶を明瞭な言葉で発言するので、つっこみたくてうずうずしてくる*3

川越の市街地に近づくにつれ、また車の流れが悪くなってくるが、バスのルートが混む道を避けるようなコースになっているようで、それほどイライラせずに川越駅西口へ到着する。バスは本川越駅行だが、乗客の大半が降車したここで自分も降りる。

ペデストリアンデッキは工事中
川越駅東口

この先もルートは計画済で、まだバスが運行されている時間帯ではあるが、もう暗くなりそうなので今回はここまで。川越駅は西口も東口もペデストリアンデッキの工事をしていて、なにかと騒々しい。次に乗る予定だったバスのバス停を確認したのち、近くに住む縁者を頼るため混み合う川越線に乗り込んだ。


*1:西武バスの路線図を見ると、この路線は川越営業所となっている。ちなみにここまでは入間市駅までが飯能営業所、かすみ野までが狭山営業所の路線だった。

*2:記憶違いかも。

*3:どちらも男性の発言。女性の方は「えみじゃないの?」と冷静に指摘していた。

2019.09.25-28 南から北へ159

いるまがわ大橋で高校生を乗せた後、バスがやってきた。やはり彼と同じ乗り継ぎだった。

2019.09.28[Sat]
新狭山駅北口(発)~西武柏原ニュータウン15:08→かすみ野15:16
西武バス [新狭11-1]、¥180、2.3km

西武柏原ニュータウンにて
西武バス かすみ野行

西武柏原ニュータウンでは5人が降車し、車内は自分といるまがわ大橋で乗り継いだ車椅子の高校生だけとなる。このバスは新狭山駅発なので、この高校生は狭山市駅近くの高校にでも通っているのだろうか、なんて想像する。エレベーターの整備などで、車椅子による鉄道利用も随分楽になってきていると思うが、平面の移動だけで済むバスの方が利便性が高いのは言うまでもない。当初はバスを乗り継ぐなんてちょっとアクロバティックだな、なんて思っていたが、実際はこっちの方が早くて楽なのかもと思うようになってきた。

……なんて考え事をしていると、すぐに終点かすみ野に到着。運転士が車椅子の対応で席を外す前にさっさとバスを後にする。新狭山方面のバス停は三角定規みたいな*1ロータリーの一辺にあったが、次乗るバスの時刻表は掲示されていない。道路に出てみると50メートルほど離れたところに次の目的地へ行くバス停があった。ただ、次のバスまでまだ時間があるので、不審者とみられない程度に周囲を散歩して過ごす。


*1:底角が45°のやつだ。

2019.09.25-28 南から北へ158

2019.09.28[Sat]
狭山市駅西口14:45→西武柏原ニュータウン15:03
西武バス [狭山24]、¥210、5.0km

狭山市駅西口にて
西武バス 西武柏原ニュータウン

次のバス乗り場に着いたものの、写真を撮る都合上列には並んでいなかった。そういうときに限って列は伸びるもので、気づくと中学生の部活帰り*1といった風のグループが大勢並んでいた。さすがに立ち乗りという事態にはならなかったが、そのグループがバラバラに座っていたらそうなっていたかもしれない。

バスは17人を乗せて狭山市駅を発車、利用者は多い。中央図書館入口までは狭山市までのバスのルートを戻り、その後埼玉石心会病院を経由してから入間川を渡る。これまでの駅同士を結ぶバスとは異なり、駅からニュータウンへ向けて走るバスなので、基本的に駅出発後は降車のみとなる。

いるまがわ大橋で車椅子の高校生が降りていったが、耳に入ってきた運転士とのやり取りを聞く限り、後続のバスに乗り換えるとのこと。車椅子でバスを乗り継ぐなんてえらく大変だろうなあと思う一方、西武バスはそんな乗り継ぎが可能な車体しか来ないんだ、なんて思いもある。ただ、終点ではなくなんで途中で降りたのだろうと考えたが、これだという答えは思いつかず。歩道沿いにあるバス停の方がスロープ板での乗り降りがしやすいんじゃないかと推察するが、どうなんだろうか。

西武柏原ニュータウンは転回場内にバス停があった。終点まで乗車したのは3人、すぐに自分以外はニュータウンの中へと散っていく。遠くに車椅子の高校生が見えるので、あの人が乗ったバスにおそらく自分も乗るはずだ。乗り継ぎ時間が短めなのでちょっと心配だったが、同じ乗り継ぎをする人が一つ前のバス停で待っていると分かっているのはちょっと安心だ。

転回場を兼ねたバス停
西武柏原ニュータウンバス停


*1:どこかと練習試合の後のテニス部みたいな感じだった。