2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ20

2018.01.04[Thu]
新港東口08:30→富山駅前09:17赤十字病院(行)
富山地方鉄道 [14]布目経由富山~新港東口線、¥800(720)、17.5km

新港東口にて
14系統 赤十字病院

堀岡発着場の前に新港東口のバス停はある。射水市コミュニティバスである「きときとバス」はどうも巡回ルートの数だけバス停があるようで、おかけで見た目はにぎやかだ*1

バスに乗ると、いつもの乗車ドア直後の座席に座る。ノンステップバスの場合、中ドアより後ろは雛壇のようになっていて前方の眺めも良く、最近はお気に入りで良く座っている。ふと前の席、ノンステップエリアにある座席を見ると、座席の背に貼られた広告用のシールがはがされずに残っており、書かれていた電話番号を見ると市外局番が姫路のようだ。おそらくどこかの中古車両だろうが、はたしてそれは神姫バスなのか、それとも姫路市交通局か。そんな剥がし忘れっぽい広告を見て気づいたのは、地鉄では広告を貼ってないという点。車内に掲示された紙の広告も自社関係のものばかり。あとは警察の振り込め詐欺防止啓発のものと、季節柄の大学入試の広告がたまにある程度。広告収入すら乏しい地方のバス、この点は少し同情する。

バスは定刻に出発、乗客は自分1人だ。この14系統、個人的には良く乗る路線で、高岡へ行く用があるけど時間には余裕があるときなど*2に、14系統と船または徒歩*3万葉線またはバス*4を組み合わせて利用している。14系統はこのルートにおける富山市側の端緒となるバスなのだが、富山駅から乗るとたいてい四方口新港東口は乗客がいない*5。以前は1時間に1本は走っていたのに、今では2時間に1本程度、四方止まりも多くなっている気がする。幸い、というかなんというか、今回は海老江からの乗車があったのでちょっと安心。もっとも(ちょっと時間帯が遅いとはいえ)朝の上りの利用者がいなくなったらバス路線としておしまいな気がする。

四方口以降は順調に乗客があり、北代までに乗客は6人となる。いつの間にか空は晴れ渡っていた。呉羽山切通しを抜けて富山市街地を一望する瞬間というのは、いつ通っても気持ちが良いが、天気が良いときは特に気持ちが高ぶる。呉羽山公園を過ぎると次は富山大学、ここでも自衛隊の広告が流れた。近くに高校があるのと、バス停間が長いから放送対象バス停に選ばれたのかもしれないが、自衛隊は大学生にも熱い視線を注いでいる可能性が一番高そうだ。ただし、以前も書いたように若い人は一般的にバスにはあまり乗らないのだが。


呉羽丘陵切通しを抜けた先

平日朝の富山方面ということもあり、数分の遅れで富山駅に到着。全員が下車したため、赤十字病院まで乗った客はいなかったことになる。こういう場合、赤十字病院まで行くのだろうか、それともそのまま西部車庫へ入ってしまうのか*6、ちょっと気になった。

2018.01.04[Thu]
富山09:42→小杉09:53あいの風とやま鉄道線
あいの風とやま鉄道、¥270

ここからは小杉まで鉄道で移動する。早めにホームへ上がったところ、すでに列車は到着しており、2両編成の車両の座席はほぼ埋まっていた。この電車の次に入線するらしい高山線の特急に乗る客が間違えて乗り込んできたり、乗り慣れない客がドアを開けっ放しで出入りしたりと、停車中はバタバタしていたが時間通りに発車する。

たまたま乗り込んだのが先頭車だったので、いわゆる「かぶりつき」の場所に立っていたが、保線の作業員っぽい人が運転室に4人も乗り込んだため、あまり眺められず。ちなみにこの人たち、走行中はカメラで前方を撮影していたように見えた。揺れが大きい場所などを把握するためだろうか。

あと、どうでも良い話だが、車掌がする次の駅のアナウンスの際、日本語の後に英語でもやっていた、もちろん肉声でだ。車掌がわざわざ英語でアナウンスする電車というのは初めてで、なかなか新鮮な感じがした。


*1:おそらくそれぞれのルートや時刻表を表示する関係だろう。ちなみに写真にあるもの以外にもう一つ、待合室の前にもバス停がある。

*2:意味が分からないかもしれないが、自分にはそういう機会が割とある。

*3:新湊大橋の車道の下にある歩道が通行可能。

*4:海王丸パークから加越能バスが出ている。

*5:うち射水市内である足洗新港東口きときとバスが並走しているのでそのせいかもしれないが、だからと言って富山からの乗車がない理由にはならない。

*6:赤十字病院は終点なんだから、乗客がいない時点で車庫に入っても良いような気もするが。