2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ11

2018.01.03[Wed]
富山駅前④08:30→滑川駅前09:21
富山地方鉄道 [71]水橋経由滑川線、¥790(710)、19.2km

富山駅前にて
71系統 滑川駅前行

先ほどは地鉄バスの西の端*1まで行ってきたが、今度は富山駅発の路線バス最東端を目指す。乗るバスは71系統、70番台のうち71,72,77の各系統は西町経由ではなく荒町経由なので、白地に青文字と他の70番台とは逆転した色遣いとなっている。

乗客は自分を入れて3人。1人は双代町で降りてしまったので、乗客2人の状態が長く続く。双代町以降、新田中新荒川と「新」の字がつくバス停が続くが、元祖はどこかにあったのだろうか。この道自体がバイパスで、北側にある旧道沿いにバスが走っていたころのバス停名に対応している、とかなんとか、そんな説を唱えてみたい。また、新庄新町手前の東荒川バス停は、昨日の記事で触れた呉羽高校前バス停と同様の、新庄方面へ向かうバスのみ停車する片方向のみのバス停だ。ラーメン屋の前にある何の衒いもないバス停だが、ちょっと気になる存在だ。

新庄新町を越えると、日が射すようになってきた。ころころ変わる北陸の冬の天気っぽさ満点だ。バスは常願寺川を渡った先で左に折れ、その先の中新町団地で降車客がいたため、乗客が1人となるも、あいの風とやま鉄道線の踏切を越えた先の水橋口で1人乗車がある。このあたりから道幅が狭くなり、運転士の素晴らしい技術を堪能できるようになる。東大町付近で逆方向のバスとすれ違ったが、その先ですれ違うのは難しいので、意図したすれ違いポイントなのかもしれない。


東大町左折後のルート

バスは港町特有の狭い路地を縫うように走ったあと、中滑川からは広い道に出る。ここで水橋口から乗車した方が降車。運転士とともに終点の滑川を目指す。海の近くを走るがほとんど海を見ることもなく*2滑川駅へと到着。バスを降りて駅の待合室へと入る。

なお、滑川高校前バス停の案内の際、またしても自衛隊の広告が入った。やっぱり狙い撃ちしているに違いない。この後も注意して聞いていくことにする。

表の滑川駅前
あいの風とやま鉄道滑川駅

ここでは1時間ほど時間がある。地鉄の上り電車に乗り継ぐ予定だが、バス到着とほぼ同時刻(9:22)に発車する電車に乗るのはさすがに無茶だ*3。またその20分後くらいにも上り列車はあるが、特急なので滑川には停車しない。そんなこんなでの1時間待ちだ*4

時間があるので、駅ほど近くにあるショッピングセンターYELLへ。ちょうど9時半オープンだったので、コロッケなど腹に溜まりそうな惣菜を購入。今日も昼飯を食べている時間がなさそうなので、ここで買い込んでおく。駅前にスーパーがあるのは便利だが、正月ともあってかあまり混んではいない。

裏の滑川駅前
富山地方鉄道滑川駅

買い物を済ませ再び滑川駅へ戻り、地下道を通って駅裏の地鉄乗り場へ。ずいぶんと日が射してきたので、待合室にいても暖かくて良い。ただ、今日も雪の予報は出ている。そのうちまた猫の目のように天気が変わりそうだが、歩いている間は持ってほしい。

2018.01.03[Wed]
滑川10:15→新庄田中10:54 富山地鉄本線
富山地方鉄道、¥610(550)

年末年始ふり~きっぷを使って地鉄の電車に乗るのはこれが初めてだ。路盤が弱っているのか線路の歪みが出ているのか、ちょっとスピードを出すと揺れが大きくなる地鉄。駅舎やホームもだいぶくたびれている。そんないかにもローカル線の雰囲気を堪能しつつ、上市駅で向きを変えて電鉄富山へと向かう。富山に近づくにつれ、立っている客も出るほどのにぎわいとなってきたが、こちらは2つ手前の新庄田中で下車。歩いて中央病院へと向かう。

2018.01.03[Wed]
新庄田中駅…中央病院/徒歩、1.1km

何とか天気は持ってくれているが、西の方の雲は重く暗い。雪が解けて歩きにくい路地を抜け、先ほどバスで通過した双代町から中央病院へ。途中、中央病院から東部営業所*5へ戻る回送バスの運転士からなぜか手を挙げて挨拶される。土方ジャンパーを着ていたので見間違えられたのかもしれないが、着ていたものは既製品であり、胸にオレンジ色で「ちてつ」と刺繍されたものではない。こんなとき、とくに乗りバスをしているときに間違えられたので、ちょっと恥ずかしい気分になる。


*1:県内で言えば高速バスの砺波・城端線があるが、あくまで路線バスのみで考えた場合の西端、ということで。

*2:なお、滑川駅到着直前で左側を眺めていたら、ちょっとだけ海が見えた。

*3:実際、バスはほぼ定刻通り滑川駅に到着したが、バスを降りたときに電車がホームに到着するのが見えた。地鉄に乗る場合は地下道をくぐる必要があるため、さすがに無理だ。

*4:このあたりの確認は、地鉄本線上り休日時刻表を参照。

*5:双代町にある地鉄バスの車庫。今はそう呼ばないそうだが、「と」と書かれたバスの基地だ。