2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ10

1月3日早朝の富山駅前
1月3日早朝の富山駅前とつるぎ701号

1月3日は昨日よりも早い時間に富山駅へ到着。それだけ早い時間に出るバスに乗るためだが、案の定真っ暗だ。駅方面へ歩いていると、富山空港行のバスが出ていくのが見えた。確か富山駅を発車する最初のバスのはずだ*1。駅前に着くと、下りの新幹線の始発列車も発車していった。日々の日課になりつつある立山そばでの朝食ののち、新高岡駅行のバスに乗る。

2018.01.03[Wed]
富山駅前③06:40→新高岡駅07:34
富山地方鉄道 [10]新高岡・高岡線、¥740(670)、24.9km

富山駅前にて
10系統 新高岡駅

写真はLEDだが、10番台のバスは通常の行先幕は黄色地に黒文字となっている*2。乗客は自分1人。途中で2人ほど乗車があった*3が、老田口を過ぎるとすぐにまた1人に戻る。空は明るくなってきたが、雪が舞い続ける朝だ。

以前五福のあたりに住んでいたので、旧8*4を通ると、つい街並みを眺めて昔の景色を重ねてしまう。まつや、秀館、アジャンタ、パーク、ビレッジ、通りにあった食堂は全部なくなってしまったし*5、富山観光ホテルは跡形もなくなっている。今このあたりに住む人も、数十年後に変化した景色を見て同じ気持ちになるのだろうか。なるとしたら、そのときはどこが変わっているのだろう、……なんて考え事をしたりする。

呉羽バス停の案内の際、自衛隊の広告が入る。おそらく近くの呉羽高校に通う利用者に向けた広告なのだろう。そういえば昨日乗ったバスでも聞いたような記憶がある。バスを利用する高校生を狙い撃ちした広告なんだろうが、富山の高校生はあまりバスに乗っていないので、効果はいかほどなのか気になるところだ。ちなみに、呉羽高校前というバス停もあるが、これは富山駅方面行しか停車しないバス停だ。この10系統の場合、他に高岡駅*6がそんなバス停だ。

塚口より射水市へと入る。昨日は富山市内だけの行程であったので、他の自治体に入るのは初めてとなる。高岡に近づくにつれ、降雪量は増えていく。道に雪はほとんどないが、視界を遮るように雪が舞っている。高岡駅に着くころには小康状態になったものの、高岡駅の南側を走り始めてからまた強くなり、そんな目まぐるしい天気の中、新高岡駅に到着する。

新高岡駅にて
新高岡駅で休む10系統

空の一部は晴れているが、強い風に煽られた雪が我が物顔で乱れ飛ぶ。さっさと新幹線の新高岡駅構内に逃げ込んで、富山までの切符を購入する。在来線経由*7の切符でも購入できるのは何かと便利だ。

2018.01.03[Wed]
新高岡07:51→高岡07:54 城端線JR西日本
高岡08:01→富山08:20 あいの風とやま鉄道線、あいの風とやま鉄道、¥420

ここからはいったん鉄道で富山駅へ戻る。もしバスが遅れたら新幹線の利用も考えていたが、杞憂で済んだ。在来線の場合は乗り継ぎが必要ではあるが、バスで54分かけて来た道のりを29分で戻ることができる。ちなみに新幹線ならわずか9分だ。今日はこんな感じの鉄道利用が何回かある。鉄道の良いところは「時間が読める」ことだ。バス同士の乗り継ぎで10分だと非常に不安だが、乗換元が鉄道ならほとんど気にならない。次の富山駅での乗り継ぎ時間は10分だが、たぶん余裕だろう。

富山駅前にて
雲が厚くたれこめる富山駅

富山駅では橋上化の工事中で改札口まで無駄に歩かされるが、それでも写真を撮っている余裕があった。新高岡よりも雲が厚くなってきているが、雪はそれほどでもなくなっている。なんか東横INNの宣伝みたいな写真が続いてしまったが、もちろんそんな意図はない。


*1:6:10発。なお平日の場合は空港行に加えて笹津行も同時刻発車だ。

*2:つまり、写真の色使いを逆転したものだ。そのせいなのだろうか、単色LEDのバスがよく10番台の系統で運用されている気がする。

*3:ちなみに両者とも定期券での利用だった。

*4:wikipedia:富山県道44号富山高岡線のこと。

*5:パークは五艘の方に移転してまだやっているようだけど。

*6:高岡駅方面のみバス停がある。

*7:JR+あいの風とやま鉄道線の切符のこと。ただあとで考えてみれば、ICOCAが使えるので、わざわざ切符を買う必要はなかった。