やっと鹿児島についたが、最南端まではまだ遠い。
最南端バス停を発車するバスは、朝8時発の1日1本なので、どう頑張っても初日は移動日にしかならない。なので、回り道をしながらのんびり向かうことにする。
バスに乗る前に案内所にてSUNQパスを購入。全九州3日間乗り放題で10,000円だ。机上計算の結果では金額以上に乗車することになるので損はないはずだが、宮崎交通利用分を宮崎県内路線バス全線1日乗り放題乗車券やワンコインパスにすれば、金額的にはもっと安かったかもしれない。
空港にあるバス案内所でSUNQパス購入を申し出ると、昔の定期券の有効期限で使っていたような大きな日付印が出てきた。
2017.06.22[Thu]
霧島いわさきホテル(発)~鹿児島空港11:10→指宿駅前12:45~指宿いわさきホテル(行)
鹿児島交通、¥2,350、84.7km
鹿児島空港にて
今回の初バス。ちなみに運賃は上記のとおりだが、SUNQパスを利用しているので、都度の支払いは不要だ。
バスはわりとくたびれた感じの車体で、行き先表示もダッシュボード上でのパネル表示。「喜入行きますか?」「平川停まりますか?」の問い合わせが運転士に投げかけられるのみで、乗り込む客はいない。結局、乗客は私のみで出発。ノンストップ便ということが影響しているようだ。
ルートは九州自動車道から指宿有料道路を経由して谷山から下道へ。喜入市街もショートカットせずに町中を経由する、通常便ルートをトレースしている感が溢れんばかりの「バス停に止まらないだけのノンストップ」だった。
ノンストップのせいで困ったのが降車ボタンを押すタイミング。途中の指宿駅前で降りるので、降車ボタンでお知らせする必要があるが、次のバス停案内は鹿児島空港発車後すぐに行われた。いきなり押すのもアレかなと、躊躇しているうちに押すタイミングを逸し、ドキドキしたまま指宿市内へ。幸い、到着直前に「まもなく~」の再案内があったため、そこでプッシュ。いわさきホテルまで連れて行かれずに済んだ。